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ルィスフガーデン

鏡よ鏡。もう少し手加減しておくれ。自分の美しさで目が眩んでまともに鏡も見られない。

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魔法少女みおみ☆マギカ

みおみ☆マギカ


「家事とか忙しいので、魔法少女には なれません。」

 大事にしたい家族がいて、友達がいて、大事にしたい日常の為に毎日を大事に生きている。
 久那織中学校に通う中学二年生・由貴 みおみは、少々風変わりながらも大事なものを大事にするごく普通の生活を送っていた。
 たとえどんなに不思議な出会いがあったとしても、きっと大事なものは変わらない。
 例えば、もし魔法少女になったとしても。




◆◆まえがき◆◆


 こちらは、基本的に鉄槻オリジナルキャラクターをメインに構成される『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝的ストーリーです。
 世界観に若干のズレがあるほか、原作のキャラクターはほとんど登場しませんので御注意下さい。
 それから、原作を御存知の方におきましては言うまでもないことですが、この先、原作程度にヘヴィな展開が予定されております。
 空がきれいな青さでいつも待っててくれても挫けそうな方は、くれぐれも御注意下さい。

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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

第1話 どう捉えるかは、ひとそれぞれ

 見渡す限りを色も大きさも高さもばらばらな丸い石柱が立ち並ぶ。狭間から下を覗き込めば、石柱の根は底も見えない深淵に沈んでいる。
 そんな石造りの園を、やはり様々な形状のコンクリート製の動物像やバネ付きマスコットが無軌道に跳ね回っている。
 遠くで、見えないほど高空から垂れ下がる二本の鎖に提げられた一基のブランコが、簡素な台にうつむいた黒い影を乗せてその長さに違わぬゆったりとした、かつ圧倒的な速度で反対側へ揺れていった。 続きを読む

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第2話 わたしには やる事がありますから

 みおみの朝は早い。

 ざっ。
 左右に開け放たれたカーテンの向こうから、穏やかな陽光が差し込み室内を明るく照らし出した。 続きを読む

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第3話 それを強制できますか?

 リノリウム張りの荒野を二人の魔法少女が駆け抜ける。
 向かう先には一定の間隔を空けて群がる「十把一絡げ」の使い魔が、キャベツやジャガイモ等ばらばらの頭に貼り付いた汚い口で何かを喚きながら待ち受けている。 続きを読む

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第4話 くだらない

『やあ、みおみ。 ボクと契約して、魔法少女になってよ!』

「ごきげんよう、みおみさん。 わたくしと一緒にテニスをやってみませんこと? ちなみにこれが入部届けですわ!」

「ごめんなさい。わたし、家で家事のことやらなくちゃいけないので、失礼しますね」 続きを読む

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第5話 なにを見てたのかな?

「あ……!? 」
 きりえが逡巡している内に、先行したレイカと相手の二人が激突した。
「はははっ! おいおい緑のボンクラが置いてきぼりだぞ? おめえ一人であたしら二人とやり合えんのかあ?」
 芽衣の巨大なリングと杏子の穂先が付いた多節棍の乱舞を、だがレイカはラケット型バトンで次々と打ち捌いてゆく。 続きを読む

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第6話 少し遊んでこうよ

 これほど寂寥感を感じた朝があっただろうか。

「……」
 朝の教室で、みおみは空のきりえの席を見つめていた。
 次いで、同じく無人の芽衣の席を。
続きを読む

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第7話 何もかも 元に戻して

 顔面を砕かれて失った女性型の石像が、関節毎に砕けた腕脚を、かろうじて繋いでいる針金を屈曲させて歪な四肢を蠢かせレイカに迫る。 続きを読む

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第8話 わたし、魔法少女になります

 私はお父さんとお兄ちゃんが大嫌いだった。

 お母さんが死ぬまでは、普通に仲の良い家族だった。
 なのにそれが、お母さんが事故で死んでから跡形もなく壊れてしまった。そういうふうに感じた。 続きを読む

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第9話 きちんとお話し合いすればいいんですよ

 その日のきりえの朝は早かった。

 ざっ。
 左右に開け放たれたカーテンの向こうから、穏やかな陽光が差し込み室内を明るく照らし出した。 続きを読む

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