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ルィスフガーデン

鏡よ鏡。もう少し手加減しておくれ。自分の美しさで目が眩んでまともに鏡も見られない。

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第1話 どう捉えるかは、ひとそれぞれ

 見渡す限りを色も大きさも高さもばらばらな丸い石柱が立ち並ぶ。狭間から下を覗き込めば、石柱の根は底も見えない深淵に沈んでいる。
 そんな石造りの園を、やはり様々な形状のコンクリート製の動物像やバネ付きマスコットが無軌道に跳ね回っている。
 遠くで、見えないほど高空から垂れ下がる二本の鎖に提げられた一基のブランコが、簡素な台にうつむいた黒い影を乗せてその長さに違わぬゆったりとした、かつ圧倒的な速度で反対側へ揺れていった。
 これなるは「公園」の魔女。その性質は「享楽」。


「……っく!? 」
 絶好の狙い目を跳ね回る「遊具」の使い魔に阻まれて、明るい緑色の、まるで草原の妖精のような衣装を纏った少女が焦燥に顔を歪ませて跳躍した。
「はっ!」
 少女は懐から振り払った拳を解き放つと、握り込んでいた大量のボタン──衣服に縫いつけるカラフルなボタンを遠くあちこちにばら撒いた。
 その少女の横からバネ付きの馬型の遊具が飛びかかる。だが激突の瞬間、少女の姿は赤い小さなボタンに代わり「遊具」の使い魔は目標を見失ったまま石柱のどこかに落下していった。
 緑衣の少女の姿は、離れた空中にあった。
 それを追って次々と「遊具」の使い魔が飛びかかるが、やはり同様に少女の姿はボタンに代わり、離れた空中に少女が姿を現す。
「ええいっ!」
 裂帛の叫びと共に、少女が片手に握る剣を振り向き様に突き出した。
 それは針のように細い刀身を持つフルーレ。丸いグリップガードには細かく美しい紋様が描かれている。
 長めの切っ先ではあるが、もちろんこんな離れた場所では何者にも届きはしない。
 ところがその刀身が突如爆発的な勢いで伸長し、直前に自身を狙ってボタンに飛びかかった「遊具」の使い魔数体をまとめて貫いた。
 重たくくぐもった音を立ててバラバラに崩れ落ちてゆく使い魔たち。
 だが跳ね回る遊具の数は尋常ではない。
 長い跳躍の着地点と目した石柱に、悪いタイミングで迫る遊具を目撃した瞬間には少女は使い魔と激突していた。
「ああっ!? 」
 吹き飛ばされた少女は別の広い石柱に転がり落ちた。
 そこへ、先ほど通過していったブランコが、先ほどとは軌道を変えて迫ってきた。
「!? 」
 うつむいた黒い影を乗せた台座を吊すチェーンが不自然にたわみ、蠢くとずるずると伸び、すれ違いざまに少女に巻き付き引きずり上げていった。
「ああああっ!? 」
 再び遠くへ振れてゆくブランコのチェーンの途中には、ぐるぐるに絡め取られ苦悶に呻く少女の姿があった。
 不条理なことにチェーンは人ひとりを巻き付けたまま、ぴんと伸張して振り子運動を続ける。


 その様を、このとても異常で、異様で、不気味で、不条理な光景を、離れたところで見つめている人影があった。
 この年頃の女子としては平均的な身長だろう。特徴はと言えば、痩せぎすの体躯に比して膨らむほどに多く見える髪を背中でひとまとめに緩く三つ編みにして括っていることくらい。
その少女は、茫洋とした顔のまま目に映る光景を眺めていた。
『由貴 みおみ』
 同じ石柱の上で足下に並んでいた、白い猫とも兎ともつかない奇妙な生き物が、少女の顔を見上げて呼びかけた。
 それは幼い声質ながらも歯切れの良い滑舌で、溌剌としていて底抜けに明るい。
『あまり驚いていないみたいだね』
「いいえ? 驚いていますよ?」
 言われてきょとんとした少女──みおみは謎の生き物を見下ろしておっとりと応えた。
 だがその顔は、目を丸くしていてもちっとも驚いているようには見えない。
「なんだか、すごいですねえ。 あの人、大変じゃないですか」
『……由貴 みおみ。 君の発言は、内容とイントネーションの組み合わせがボクの知るどの人間とも異なるよ』
 しばしその茫洋とした横顔を見上げていた白い生き物は、うつむいてゆるゆると首を振った。
「ええと、よく言われます。」
『まあでも実際のところ、あの魔法少女・綾名 きりえにとっては、あんなのは窮地にも入らないよ。見ててごらん』
 白い生き物の発言が示す緑衣の少女──綾名 きりえは鎖に縛られたままもの凄い速度で振り回されながら後ろ手からボタンをばら撒くと、途端に鎖の緊縛から姿が消え失せ、離れた虚空に出現した。
 片やいきなり鎖を解かれてバランスを崩したブランコが、軌道を歪めながら振り子運動の頂点に至り、きりきりと捻れながら舞い戻ってくる。
「じゃあ、あの人はやっぱり、きりえちゃんだったんですか」
『そこなんだ。コメントするのは』
 真っ赤なビー玉のような瞳を半ばほど閉じて嘆息するように白い生き物が呟いた。
『彼女の戦いに、他に何か思うところはないのかい?』
「はあ。すごいなあと思いますけど」
『……由貴 みおみ。君の発言は、ボクの会話のバリエーションに新たなカテゴリを構築しつつあるよ』
「よかったですねえ」
 にっこりと微笑み返すみおみに、白い生き物は再び目を閉じて嘆息した。
『今ボクは「皮肉」っていうのを言ってみたつもりなんだけど、どこか間違っていたかな』
「さあ。そういうのは、よく分からないんですけど……」
 みおみは小首を傾げた。
「でもでも、言われたことをどう捉えるかは、ひとそれぞれだと思いますし」
『それには同意するね』
 頬に人差し指を添えて反対側に小首を傾げたみおみに、白い生き物はこくりとうなずいた。
『さて、由貴 みおみ。 突然巻き込まれてしまったこんな状況下で悪いんだけど、ボクは君にお願いがあるんだ』
「はい。なんでしょう」
 神妙な白い生き物の態度に、みおみも居住まいを正した。
『ボクと契約して、魔法少女になって欲しいんだ』
 ひょこり、と小首を傾げて白い生き物が告げた。それにつれ、頭頂の三角形の耳のような部位から垂れ下がる、体毛とも別の器官とも取れる部位が揺れた。
「はあ」
 みおみは肯定ともつかない相づちをこぼすと、彼方を見上げて緑衣の少女・綾名 きりえを指さした。
「ええと、あなたの言う「魔法少女」って、きりえちゃんみたいなことをするんですか?」
 どうやら、先ほどの白い生き物が発言した単語は聞き覚えていたらしい。
『そうだよ。 ……ここがもう、君の知る常識からはかけ離れた場所だということは、君は理解しているよね』
 赤いビー玉のような瞳が、みおみの瞳を覗き込んだ。
『ここは「魔女」の「結界」。呪いから生まれた「魔女」が、現世から隠れ潜む小さな異世界だ』
 バランスを崩した「公園」の魔女をきりえがフルーレの切っ先を突きつけて狙うも、そこに大量の「遊具」の使い魔が殺到し妨害してきた。
『魔女は結界の中から魔力で現世の人間に干渉し、心にいたずらしてその命を食べてしまう。 例えば、自殺に見せかけて命を奪ったり、直接結界に誘導して閉じこめたりするんだ。結界に取り込まれた人間に、脱出するすべはない』
 ボタンをばら撒いたきりえは、次々と姿を消しては別の場所に現れ使い魔たちの突進を躱し続ける。
『それを退治するのが、「魔法少女」の役目なんだ。 魔法少女なら、魔女に対抗できる。結界を突破して、無力な人々を魔女の脅威から守ることができるんだ』
 再び魔女から距離を離されたきりえは、迫り来る使い魔をフルーレの刺突の連続で次々と貫いてゆく。
 伸縮するフルーレの切っ先が、まるでミシンのように凄まじい速度で往復する。
「……はあ。 一応聞きますけど、「契約」の内容は、なんですか?」
『ボクは、君の願いをなんでも叶えてあげる。 どんな奇跡だって、起こしてあげられるよ!』
「……「どんな」っていうのは、どのくらい「どんな」ですか?」
『君が想像しうる、あらゆる不可能も可能にできるよ』
 わずかにみおみは黙り込んだ。
 ややあって、みおみは無表情で口を開いた。
「……死んだお母さんも、生き返りますか……?」
『もちろん!』
 白い生き物は請け負った。
『それが、君が命を懸けるに値する願いなら、魔法少女になってくれるなら、ボクがそれを叶えてあげる!』
 みおみののどが、わずかに動き。
「……ぅざけないでよっ!? 」
 怒声と共に、白い生き物とみおみの間に緑衣の少女・綾名 きりえが後ろ向きで飛び込んできた。
 みおみの髪をなびかせて通過したきりえが、ずざざと床面を擦って立ち上がる。
「ちょっとなんであんたがここにいるワケ!? それで、選りにも選ってキュゥべえ! なんでこの女が魔法少女になれんのよ!? 」
「なんか、巻き込まれちゃったみたいで」
「あんたになんか訊いてないわよっ!? 」
「ええ~!? 」
 凄まじい剣幕で怒鳴りつけてきたきりえに、朗らかに応えたみおみは一転して困り顔になってしまった。
『きりえ。 みおみには素質があるよ。 そうと分かれば、ボクとしてもお願いしない訳にはいかないな』
「そんな見境いなしにぼこぼこ増やしたってしょうがないでしょお!? 他の誰ならともかく、この女だけはダメ! ぜーったいにダメ!」
『それはみおみが決めることだと思うけど』
「っき~~~~!? 」
 白い生き物──きりえが言うところのキュゥべえが澄まし顔でさらりと告げ、きりえは怒り心頭に達しカギ爪のようにねじくれた両手の五指をわななかせた。
 やがて両手を振り払い、みおみを睨み付ける。
「ちょっと! あんた!」
「はい!」
「な に ほ が ら か に 返 事 し ちゃってんのあんた!? 」
 満面の笑顔のみおみにきりえがなおも吼えた。
「いい!? 絶対にあんたは魔法少女になんないでよ!? 」
「この服可愛いですね。どうやって作ったんですか? 縫い目が見当たらないですよ? どこの新商品ですか?」
「聞 け。」
「痛いいたい!? 」
 白眼比率を急上昇させたきりえの五指がみおみの顔面に噛みついた。
「とにかくあんたは、魔法少女になんかなっちゃダメ。分 かっ た ら 「はい」は?」
「はいはいはいはいいたいたいですうううう!? 」
「ふん」
 きりえにぽいと捨てられたみおみは泣き顔で痛みの残るこめかみを両手でさすった。
「……これ以上、あんたなんかにお株を取られたら、たまったもんじゃないのよ」
 一瞬、暗い顔で吐き捨てたきりえは魔女を振り返ると、フルーレを胸元で立て、真横に振り切った。
 きりえの喉元に貼り付いている、クローバー型の宝玉がきらりと閃いた。
 その途端、みおみとキュゥべえの前に緑に光る二重螺旋の棒杖が次々と床に突き刺さり幾重にも立ち並んだ。
 そこに、きりえを迂回して飛びかかってきた動物像の使い魔が、二重螺旋の格子に激突するなり粉々に砕け散った。
 魔法少女が標準的に備えている、防護の魔法陣である。
「あんた、そっから出るんじゃないよ」
 言いおいてきりえは、常人にあらざる勢いで駆け出していった。
 迫る使い魔の群を、片っ端からフルーレで貫きながら突進し、大きく跳躍する。
「ほわ~……」
『魔法少女がどんなものかは、聞かないのかい?』
 感嘆の声を漏らすみおみに、キュゥべえが問いかけた。
「ええと、だいたい見たような感じになるってことですよね?」
『まあね。だいたいそうだね』
 きりえの後ろ姿を指さして言うみおみにキュゥべえがうなずいた。
 つまり。
 常人を遙かに超える身体能力。戦う為の技能。
 そして、超常の現象を操る魔法の力。
 それらを備えた少女、すなわち魔法少女。
『理解が早くて助かるよ。 ボクのことも結局きりえが言うまで聞かれなかったし』
「……そう言えば、お名前をお聞きするのを忘れてましたね」
『……だから、そこなんだ。気にするの』
 朗らかに言うみおみに、キュゥべえは半眼で嘆息した。
 だが事実、人語を解する異生物のことをみおみはなんとも思っていないようだった。
「だいたい、見たままのことですし、あなたのことを否定しても、消えてなくなるわけじゃありませんし」
『受け容れる精神の間口がとても大きいんだね。 ボクとしてはとてもありがたいことだけど、人間の中では珍しいことじゃないかな』
「ううん。 よく言われる気がします」
 小首を傾げたキュゥべえに言われ、みおみも同じ方向に小首を傾げた。
『でも、そんなみおみにも、ひとつ注釈をつけるとすれば』
 彼方では、きりえがブランコに乗る魔女に肉迫したところだった。
 色とりどりのボタンをあちこちに投げばら撒いたきりえは、使い魔の突進を姿を消しては離れた位置に現れることを繰り返して躱し、魔女に接近してゆく。
『魔法少女はね。祈りによってその力を発現する。 つまり、願い事の内容によって、ある程度能力に方向性がつくことがあるんだ』
 良く見れば、きりえが瞬間移動しているのは投げたボタンがある場所だった。きりえがいた場所には、ボタンが残されている。
 そして今、大量の使い魔が殺到してきた瞬間、きりえの姿がバネ付きマスコットに変わってしまった。
 否。
 きりえの姿は使い魔の群の最後尾にあった。
 自身と他者との位置を入れ替えたのだ。
 使い魔同士の激突による大爆発が起こった。
 きりえは、「他者との位置を入れ替えることでの空間転移」の能力を持つようだ。
 大量のボタンは、入れ替え先の目標(マーカー)らしい。
『だから、みおみが魔法少女になったからといって、きりえと全く同じことができるとも限らない』
「すごいですねえきりえちゃんは……」
 聞こえているのかいないのか。みおみは朗らかに感嘆をもらした。
「たあああああああ!」
 気勢を上げたきりえは、振り子運動で戻ってくるブランコの魔女めがけて跳躍した。
 もう邪魔するものはいない。
 きりえは取り出した大量のボタンをフルーレの柄を覆う丸いグリップガードにじゃらじゃらと注ぎ込んだ。その 途端、フルーレがその姿を多重にブレさせ始めた。
 フルーレが「その場で」空間転移を高速で繰り返しているのだ。
「グラ・カトーレ!」
 自棄ぎみに絶叫したきりえが繰り出したフルーレの刀身が、爆発的な速度で伸張した。同時にミシンのような高速で伸縮を繰り返す。
 それは先ほど使い魔を蹴散らした刺突の比ではない。
 高速でその場の空間転移を繰り返し、幾重にも重なった剣がそれを繰り出しているのだ。ただのひと突き・ひと刺しではない。
 幾重もの刃がブレて重なったそれは、まるで流星の突撃のようだった。
 一点集中した無数の刺突が黒い人影の魔女を貫き、魔女の身体は引き裂かれるようにして崩壊し、爆発した。
 きりえが石柱に着地したところで魔女が巻き起こした爆炎はくすぶりやがて消え去り、同時に周囲の光景も揺らぎ、まるで溶け崩れるかのようにして消えてしまった。
 それと入れ替わるようにしていつもの街並みの光景が見えてきた。
 そうだ。みおみは帰り道の途中で、なんとなく通りかかった公園を横切ろうとして異変に巻き込まれたのだ。
「……わあ」
 その変化をきょろきょろと見回していたみおみの前に、きりえが着地してきた。そう言えば、最後にきりえが着地した石柱は数段高い柱だった。
きりえ小

 風変わりな緑の衣装をじろじろ見るみおみの前で、きりえの姿が緑の輝きに包まれ、弾けるようにして消えた光の中からみおみと同じ久那織(くなしき)中学校の制服姿のきりえが現れた。
「……なに見てんのよ」
「うん。 すごいですね」
 しかめっ面のきりえに対し、みおみは屈託のない満面の笑顔を向けて賞賛した。
 だがきりえは顔をそむけると、さっさと歩き出した。みおみの脇を抜け。
「……行くよ。キュゥべえ」
 ところが、呼びかけられたキュゥべえは動かず、みおみを見上げて言った。
『さて。色々とあって、突然だったけど、魔法少女のこと、だいたい分かってもらえたと思う』
「……!? ちょっと、あんた!? 」
 きりえが振り返ってくるのにも構わず、キュゥべえは続ける。
『どうだろう、由貴 みおみ。 ボクと契約して、魔法少女になってくれないかな?』
「ええと、」
 きりえが焦った形相で迫ってくるが、みおみは手首の時計を見下ろして言った。
「あのう。 わたし、帰って家事のことやらなくちゃいけないので、これで失礼しますね」
『?』
「は?」
 あれほどの異常事態がまるでなかったかのように日常の用事を言い出したみおみに、キュゥべえは黙り込み、片手を突き出した制止の動作できりえは怪訝な声をあげた。
「で、あの、わたし、いつも早めに帰っておうちのこと色々とやらなくちゃいけないので、たぶんきっと、魔法少女のお仕事ってできないと思うんです。 だから、キュゥべえさん、ごめんなさい。ほかのひとを当たってくださいね。 それじゃ、さようなら」
 魔法少女の壮絶な戦いを、まるでバイトかなにかのように断ったみおみは、固まっている一人と一匹を置いてさっさと振り向き公園出口から出ていってしまった。
『……由貴 みおみ。 君は……』
「……!? 」
 未だ呆然としている一人と一匹。
 傍目には一人で奇矯な体勢で止まっているようにしか見えないきりえを、通りすがりの老婆が怪訝な顔で眺めて通り過ぎていった。




◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆ 

『みおみには、なにか叶えたい願い事はないのかい?』
「いかがかしら。わたくしと一緒に、テニスをやってみませんこと?」

第2話 わたしには やる事がありますから

◆◆ ◆◆ ◆◆ ◆◆ 



きりえ大

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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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